
院長:鐵川お気軽にご相談ください!
5年以上にわたり、首の痛みや腰痛、頭痛、体のだるさに悩まされていた50代男性の改善事例をご紹介します。


初回来院時は、左右に首を回すだけでも強い痛みがあり、振り向く動作がつらい状態でした。腰にも重だるさがあり、天気が悪い日には頭全体が痛くなるなど、複数の不調を抱えていました。
今回は、初回の検査所見と施術内容、約6か月にわたる体の変化を、施術回数ごとにご紹介します。
50代男性。5年ほど前から腰痛や首の痛み、頭痛、倦怠感が続いていた。
腰には重だるさがあり、体をひねると筋肉がつっぱるような感覚があった。特に左腰の硬さが気になっていた。
首は左右どちらに回しても強い痛みがあり、上を向く動作でもやや痛みを感じていた。最近になって首のこりや痛みが強くなり、横を向くのもつらい状態だった。
また、日常的に頭が重く、天気が悪い日には頭全体が痛むこともあった。体のだるさも長年続いており、首や腰だけでなく、全身の不調を感じていた。
首や腰の痛みは5年ほど前から続いていたが、これらの症状について病院への通院はしていなかった。
長年の不調に加え、最近は首の痛みが強くなっており、左右に振り向く動作にも支障を感じていた。
そのようななか、奥様が車で当院の前を通りかかった際に気になったことがきっかけとなり、2026年4月に初めて来院された。
初回は、首の動きや姿勢の状態を確認するとともに、東洋医学的な舌診も行った。
ジャクソンテストやスパーリングテストでしびれは誘発されなかったものの、頸部への負荷によってつっぱり感が生じていた。首の回旋時にも強い痛みがあったため、頸部周囲の筋肉や肩甲帯の状態を確認しながら施術を進める方針とした。
東洋医学的には、舌の赤みや歯痕、裂紋、舌下静脈の状態を確認。首や腰の局所的な症状だけでなく、長年続いている倦怠感なども含め、全身の状態を見ながら施術を行うことにした。


施術は背部・臀部・腕・脚などを中心に行った。
首と腰の症状を確認しながら施術を進め、途中で確認された足首の硬さや過去の骨折歴も踏まえて、施術部位を追加した。
最初からすべての症状が一度に軽くなったわけではなく、腰痛、首の回旋痛、頭痛の順に変化が見られた。
首を左右に回すと強い痛みがあり、腰の重だるさも続いていた。
週2回のペースで施術を開始し、首や腰の状態を確認しながら進めた。
腰の重だるさが少しずつ軽くなってきた。
一方、首の痛みについては、この時点ではまだ大きな変化を感じていなかった。
患者さんご自身も、4〜5回目頃までは首の症状があまり変わらず、改善にはもう少し時間がかかるのではないかと感じていた。
問診のなかで、学生時代に左足を骨折した経験があることがわかった。
足首の動きにも硬さが見られたため、それまでの施術に加えて、足太陽の経路への施術と殷門への施術を追加した。
首や腰の症状だけに着目するのではなく、下肢の状態も含めて確認しながら施術を継続した。
右を向くときの首の痛みがなくなってきた。
ただし、左を向くときにはまだ痛みが残っており、左右の首の動きで改善の程度に差があった。
右に振り向く際の痛みが軽くなってきたことを受け、通院ペースを週2回から週1回へ変更した。
それまで残っていた左回旋時の痛みも、徐々に感じなくなってきた。
左を向いたときにわずかな違和感は残っていたものの、初回来院時のような強い痛みは気にならなくなっていた。
腰痛が先に軽減した一方で、首の回旋痛は右側、左側と時間差を伴いながら変化していった。
左右に振り向く際の痛みがほとんど気にならなくなり、それまで残っていた違和感も感じなくなってきた。
この頃、以前から続いていた頭痛について確認したところ、患者さんから「天気が悪くなるといつも頭全体が痛かったが、最近はその頻度が減ってきた」との報告があった。
頭痛の変化が鍼灸施術によるものかどうかは断定できないが、長年気になっていた症状の頻度が減ったことを、患者さんご自身が実感されていた。
左右の首の回旋痛が気にならなくなってきたため、通院間隔を2週間に1回へ変更した。
これは、施術間隔を空けても痛みが再び強くならないか、体の状態を確認するためである。
2026年10月まで経過を評価した。姿勢は初回より良くなっている部分もあったが、大きく変わったとはいえない状態だった。
一方で、腰痛や首の回旋痛、倦怠感に変化が見られ、頭痛の頻度についても本人から軽減の報告があった。
今回の経過では、腰痛は4回目前後、首の右回旋痛は10回目前後、左回旋痛は16回目前後に変化が見られ、20回目には頭痛の頻度についても減少の報告がありました。
痛みが軽くなるまでの期間は症状によって異なり、必ずしも左右の首や腰が同じペースで改善したわけではありません。
















今回の患者さんは大柄な体格で、初回から最終評価までの姿勢の変化は限定的でした。
しかし、姿勢の見た目が大きく変わっていなくても、腰の重だるさや首の回旋痛は少しずつ軽減し、倦怠感や頭痛の頻度についても変化が見られました。
今回の施術で大切にしたのは、首が痛いからといって、首だけに鍼灸を行うのではなく、体全体のつながりを考えることです。
首を振り向く動作には、首の筋肉だけでなく、肩甲骨や背中の筋肉の状態も関係しています。そのため、肩甲骨周囲や背部の筋肉にも着目しながら施術を進めました。
また、8回目の来院時には、学生時代に左足を骨折していたことがわかり、足首の動きにも硬さが見られました。過去のけがが現在の首や腰の痛みに直接関係しているとは限りませんが、体の動きや負担のかかり方を考えるうえで参考になる情報です。
痛みがある場所だけを見るのではなく、過去のけがや体全体の動き、日常生活まで含めて確認すること。 今回の症例は、そうした視点の大切さを改めて感じた事例でした。
5、6年前から体のだるさや頭の重さがあり、最近は首の痛みが強く、横を向くのもつらい状態でした。腰にも重だるさがありました。
通い始めてから腰が先に楽になりましたが、首は4、5回目まではあまり変化を感じませんでした。10回目頃から右を向くのが楽になり、16回目頃には左を向く痛みも気にならなくなってきました。
以前は片頭痛もありましたが、今はかなり楽になっています。
健康診断の結果をもとに食事のアドバイスや自宅でできるセルフケアも教えてもらい、普段の生活を見直すようになりました。
首の改善には時間がかかりましたが、少しずつ体が変わってきたことを実感でき、通ってよかったと思っています。
5年以上続いていた首の痛みや腰痛が少しずつ軽くなり、頭痛や体のだるさにも変化を感じていただけたことをうれしく思います。
今回の症例では、腰痛が先に改善し、首の痛みは左右で時間差を伴いながら軽減していきました。姿勢にはまだ課題が残っていますが、日常生活での負担が減ってきたことは良い変化だと感じています。
特に奥様には、日々の料理を工夫するなど、ご家庭でのサポートに取り組んでいただきました。ご本人の努力はもちろん、奥様のご協力にも心から感謝しています。
今後もその時々の体の状態を確認しながら、症状が再び強くならないよう、日常生活での負担やセルフケアについてもお伝えしていきたいと考えています。
首の痛みや腰痛について解説しているこちらのページもお読みください。








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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
2回目以降は6,600円(税込)~
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