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夜中に目が覚める原因と対処法をわかりやすく解説

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最近「夜中にふと目が覚めてしまって、そのあと全然眠れないんです」とお話しされる方が本当に増えたと感じています。中には小学生で夜中に一回は目が覚める、なんて話も。

この記事では、そんな夜の途中で起きてしまうお悩みについて、考えられる原因と今日からできる対策をわかりやすくお伝えしていきます。同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

途中で「あ、自分もこれかもしれない」と感じたら、不眠症の専門ページも合わせて見てみてください。体質や自律神経から整えていく方法についても、もう少し詳しく紹介しています。

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眠れない原因には体からのサインには必ず意味があります。一緒に原因を整理しながら、少しずつでも楽になる道筋を見つけていきましょう!

目次

夜中に目が覚めてしまうのは「よくあること」だけど放置はNG

まずお伝えしたいのは、夜の途中で目が覚めること自体は、必ずしも異常ではないということです。人の眠りはもともと浅い眠りと深い眠りを行ったり来たりしていて、その切り替わりのタイミングで一瞬目が覚めるのは誰にでも起こります。ただ、そこでまた自然に眠りに戻れるかどうかが大きな分かれ道になります。

問題になるのは、目が覚めたあとに頭が冴えてしまって長時間眠れなくなることや、それが何日も続くことで日中の仕事や家事、気分に影響が出てきてしまうケースです。朝から体が重くてなかなかエンジンがかからなかったり、ミスが増えて自己嫌悪になったり、家族にイライラしてしまったり。そうなる前に、早めに対策してあげることが大切です。

「年齢のせいかな」「ストレスが多いから仕方ないよね」と片付けてしまう方も多いですが、体の状態や生活習慣、自律神経のバランスを整えていくことで、夜の途中で目が覚めにくくなったり、目が覚めてもすぐ眠りに戻れるようになる方はたくさんいらっしゃいます。

夜中に目が覚めるときによくある原因

夜の途中で目を覚ましてしまう背景には、いくつかのパターンが重なっていることがほとんどです。「これだけが原因」というよりは、体と心、生活リズムの積み重ねと考えた方がしっくりくるかもしれません。ここでは、治療院でよく見かける原因を整理してみます。自分の生活と照らし合わせながら読んでみてくださいね。

自律神経のバランスが乱れているとき

日中は交感神経が優位になり、夜はリラックスモードの副交感神経が優位になるのが理想的な状態です。でも、仕事のプレッシャーや家庭のこと、スマホの画面から入ってくる情報などで、体がずっと戦闘モードのままになってしまう方が増えています

布団に入ってからも頭の中で仕事のことを考えていたり、明日の予定を繰り返しシミュレーションしているような状態が続くと、夜中にふと目が覚めたときに一気に思考が動き出してしまいます。「また眠れなかったらどうしよう」という不安も加わって、余計に眠れなくなるという悪循環に入りやすくなります。

ホルモンバランスや体質の変化

30代後半から40代以降の女性に多いのが、ホルモンバランスの変化と睡眠のトラブルです。急に汗をかきやすくなったり、イライラしやすくなったり、ちょっとしたことで目が覚めてしまったり。体のリズムが大きく変わる時期は、眠りにも影響が出やすくなります。

また、もともと冷えやすい体質の方や、胃腸が弱いタイプの方も、夜に体がうまくリラックスモードに入り切れず、眠りが浅くなりがちです。寝ている間もどこか緊張しているような状態が続くと、ほんの少しの物音や体の違和感でも目を覚ましやすくなってしまいます。

生活習慣や寝る前のクセ

「寝る直前までスマホを見てしまう」「夜遅い時間のコーヒーやお酒が習慣になっている」「夕食が毎日遅い時間になる」といった生活パターンも、夜中に目が覚める一因になります。特にベッドの中で長時間スマホを見ていると、脳が「まだ昼間だ」と勘違いしてしまい、睡眠ホルモンの分泌が遅れてしまいます

お酒を飲むと一時的に眠くなりますが、時間がたつとアルコールの分解の影響で眠りが浅くなりやすいです。夜中のトイレで目が覚めてしまう場合もあれば、理由はわからないけれどパッと目が覚めてしまう場合もあります。心当たりがあれば、少しずつタイミングや量を見直してあげることが大切です。

体のコリや痛み・内臓の不調

意外と見落とされやすいのが、体のどこかのコリや痛み、内臓の負担が眠りを浅くしているパターンです。肩こりや首の張り、腰痛などが強いと、同じ姿勢で長時間眠るのがつらくなり、寝返りのたびに目が覚めてしまうことがあります。朝起きたときに体がガチガチに固まっているような感覚がある方は要注意です。

また、東洋医学の視点で見ると、胃腸や肝臓、腎臓などの働きが落ちているときにも、夜の眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなると考えます。特に、遅い時間の食事が続いている方や、日頃から胃もたれや便秘、下痢を繰り返している方は、内側の疲れが眠りに影響している可能性もあります。

夜中に目が覚めたときにやってほしいこと・避けたいこと

では、実際に夜の途中で目が覚めてしまったとき、どう過ごすと再び眠りに戻りやすくなるのでしょうか。ここでは、治療院でお伝えしているポイントをまとめてみます。「ついやりがちだけど逆効果」という行動も多いので、思い当たることがないかチェックしてみてください。

時計をじっと見つめないようにする

夜中に起きてしまったとき、まず時間を確認する方が多いと思います。でも、そこで「まだ一時間しか寝てない」「あと三時間しかない」と計算し始めると、一気に頭が冴えてしまいます。焦りや不安が強くなるほど、交感神経が優位になり、ますます眠れなくなるという悪循環に陥りがちです。

可能であれば、ベッドから時計やスマホの画面が見えないように置き場所を工夫してあげるのもおすすめです。時間を知ることよりも、「今は体を休める時間」と自分に声をかけてあげる意識に切り替えていきましょう。

強い光と情報から距離を置く

再び眠れなくなってくると、ついスマホを触ってしまうこともあるかもしれません。ですが、明るい画面の光やSNS、ニュースなどの情報は、脳を一気に覚醒モードに引き戻してしまいます。見れば見るほど、再入眠から遠ざかってしまうのが困ったところです。

どうしても何かしたくなったときは、画面の光ではなく、小さな明かりのもとで本を読む、軽くストレッチをする、呼吸を整えるなど、刺激が少ないものを選んでみてください。それも「眠らなきゃ」と頑張るためではなく、「とりあえず体を楽にしてあげよう」という気持ちで行うのがポイントです。

呼吸と体の力の抜き方を意識する

夜中に目が覚めたとき、多くの方は無意識のうちに呼吸が浅くなっています。肩だけで息をしていたり、胸のあたりが詰まったように感じている方も少なくありません。そんなときは、いきなり眠ろうとするのではなく、まず呼吸と力の抜き方に意識を向けてみてください。

ゆっくり鼻から息を吸って、お腹が少しふくらむ感覚を意識しながら、口から長めに吐いていきます。このとき、吐く時間を吸う時間よりも長くするイメージを持つと、副交感神経が働きやすくなります。「吸って、吐いて」と頭の中で数えながら繰り返すだけでも、体の緊張がゆるんでくるのを感じる方が多いです。

日中からできる「夜中に目が覚めにくくする」準備

夜の途中で起きてしまう状態を本格的に変えていくには、寝る前だけでなく日中の過ごし方もとても大事になってきます。ここを少し整えてあげるだけでも、「気づいたら朝まで眠れていた」という声をいただくことは少なくありません。難しいことを完璧にやろうとするのではなく、できそうなところから一つずつ取り入れてみてください。

朝の光を浴びて体内時計をリセットする

人の体には、もともと「眠る時間」と「活動する時間」を切り替える体内時計が備わっています。このリズムが乱れてくると、夜になっても眠気が来なかったり、夜中に何度も目が覚めてしまったりします。そこで大切になるのが、朝の光です。

起きてから1時間以内を目安に、カーテンを開けて外の光をしっかり浴びてあげるだけでも、体内時計は少しずつ整っていきます。冬の札幌のように日照時間が短い季節でも、ベランダに出てみる、窓際で朝食をとるなど、できる範囲で構いません。毎日の小さな積み重ねが、夜の睡眠の質を変えていきます。

昼間の「緊張しっぱなし」をほどいておく

日中にずっと緊張続きだと、夜になっても体がブレーキをかけられず、眠りに入ってからも浅くなりやすいです。仕事の合間に深呼吸をしてみる、首や肩をゆっくり回してみる、席を立って少し歩いてみる。そんなほんの数十秒の積み重ねでも、自律神経には良い影響があります。

特に、デスクワークが中心の方や、常に気を張っているようなポジションの方は、「意識的に力を抜く時間」をあえて作ってあげることが大切です。完璧を目指す必要はありません。「気づいたときに一回やるだけでも違う」と思ってもらえたら十分です。

寝る前のルーティンを「眠る準備」に変えていく

夜の過ごし方も、少し見直すだけで変化が出やすいところです。可能であれば寝る1〜2時間前から、スマホやパソコンの時間を徐々に減らしていき、照明も少し落としていきます。毎日同じ順番でお風呂に入り、軽くストレッチをして、温かい飲み物を一口飲んでから布団に入るといった「おやすみの流れ」を作ってあげると、体が「そろそろ眠る時間だな」と覚えやすくなります。

このとき大事なのは、特別なことをするよりも、「同じ流れを繰り返す」ことです。毎日忙しくて完璧にできない日もあると思います。それでも、できる範囲で同じパターンを続けてあげるだけで、脳と体は少しずつ安心して眠りに入りやすくなっていきます。

東洋医学から見た夜中に目が覚める状態

ここまでお話ししてきた内容は、いわゆる一般的な睡眠の考え方に近いものですが、鍼灸ではもう少し違った角度からも体を見ていきます。同じ「夜の途中で目が覚める」という症状でも、体質や体の状態によって原因のとらえ方が変わってくるからです。

東洋医学では、心や肝、脾などの臓のバランス、そして気・血・水の巡りが乱れることで眠りに影響が出ると考えます。例えば、ストレスが長く続いてイライラや不安が強いときは、肝の働きが弱りやすく、気の巡りが滞って眠りが浅くなります。逆に、疲れが強すぎてエネルギー不足になっているときは、夜中に目が覚めたあとにどっとだるさを感じることもあります。

体質や生活パターンに合わせたツボを選ぶ

鍼灸では、問診や脈、舌、お腹の状態を確認しながら、その人の体質や今の状態に合わせてツボを選んでいきます。同じように夜中に目が覚めていても、「ストレスで頭が休まらないタイプ」と「疲れ切っているのに眠りが浅いタイプ」では、アプローチがまったく変わってきます。

実際の施術では、頭や首まわりだけでなく、お腹や足首、背中など、全身のバランスを整えるツボを組み合わせて使うことが多いです。全体の巡りが良くなってくると、「そういえば最近、夜の途中で時計を見なくなったかも」と気づく方も多くいらっしゃいます。

薬に頼りすぎない選択肢としての鍼灸

眠れない状況が続くと、どうしても薬に頼りたくなる気持ちが出てくると思います。ただ、長期的に考えると、「薬で無理やり眠らせる」のではなく、「自分の力で自然に眠れる状態に戻していく」ことが大切になってきます。

そのための選択肢のひとつとして、少ない負担で自律神経や血流のバランスを整えていける鍼灸は相性が良いです。もちろん、必要なお薬を否定するものではありません。今の自分の体がどんな状態なのかを知り、そのうえで適切な組み合わせを選んでいくことがとても大事だと考えています。

当院での取り組み

当院では、「夜の途中で目が覚める」「眠りが浅くて朝がつらい」といったご相談を受けるとき、最初にしっかりと問診と検査を行います。いつごろから眠りが変わってきたのか、どんなタイミングで悪化しやすいのか、他にどんな不調があるのか。そういった情報を丁寧に伺いながら、体全体のつながりを見ていきます。

姿勢や動きのクセをチェックし、自律神経の状態や内臓の負担も含めて確認したうえで、あなたの体に合ったツボを選んでいきます。眠りだけを切り離して見るのではなく、肩こりや頭痛、胃腸の不調なども一緒に整えていくことで、結果的に眠りやすい状態が長く続きやすくなります。

また、施術だけで終わりではなく、おうちで簡単に続けられるセルフケアや生活リズムの整え方もお伝えしています。「治療院に通っているときだけ調子がいい」のではなく、自分でも自分の体を守れるようになっていくことを目標にしているからです。

一人で抱え込まず、早めに相談してください

夜中に目が覚めてしまうことが続くと、「自分の眠りはもう元には戻らないんじゃないか」と不安になることもあると思います。周りの人にはなかなか相談しづらくて、ひとりでスマホ検索ばかりしてしまうというお話もよく聞きます。

でも、眠りは心と体、生活のリズムが少しずつ整ってくることで、ゆっくりと変化していく部分です。いきなり完璧な睡眠を目指す必要はありません。今日より明日が少し楽になる、その積み重ねで十分です。

この記事を読んで「もしかしたら自分のことかも」と感じた方は、一度お気軽に相談してみてください。お話を聞かせていただくだけでも、心が少し軽くなることもあります。ひとりで夜をがまんし続けるのではなく、一緒に「朝が楽しみになる眠り」を取り戻していきましょう。

不眠症でお悩みなら

不眠症に対する治療方針の症状ページもお読みください。

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院長:鐵川

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