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【テニス肘】肘の痛みで諦めていたゴルフを再開できるまで改善
テニス肘で来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
1週間前からゴルフの大会に向けて練習をしていたところ右肘から右腕のだるさが表れ痛みに発展、ゴルフクラブも握れない状態になった。その後、首肩のだるさも出るようになり痛み止めやロキソニンテープで痛みをカバーしていた。
このままではゴルフ大会に出場できないと思い、インターネットで当院を見つけ来院。
来院に至るまでの経緯
元々仕事がデスクワークとあって、20年以上肩こりに悩まされていた。趣味のゴルフも長年続けており最近では、アマチュアのゴルフ大会に出場するため熱心に練習をしていたところ肘や腕の違和感が強くなっていった。
症状が出てからは、パソコンのタイピングやマウス操作でも痛みを感じ、ゴルフの練習ではゴルフクラブを握るだけでも痛みが出るようになった。また、デスクワークで座りっぱなしの姿勢が続くため右の腰付近にもだるさや違和感を感じるようになった。
なんとしてもゴルフの大会に出場したいと思い、インターネットで当院を見つけ通院を決める。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 右上肢屈曲時可動域低下
- トムゼンテスト陽性
- ジャクソンテスト陰性
- ストレートネック
- ニュートンテスト陽性
検査結果の分析により痺れ等の神経症状は現れず、右肘の炎症による可動域制限と判断。また、デスクワークで座りっぱなしが多いことから、仙腸関節炎があると判断。
施術内容と経過
右肘の炎症改善を目的とした頸部、腰部、右上肢の柔軟性向上と筋力回復に重点を置いた。

- 初回から3回目
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まずは肘の炎症を緩和する目的で曲池と手三里に鍼通電し、首のこりに対し合谷に置鍼。ゆっくり手首を曲げて痛みがでないようにストレッチを行った。
- 第2週
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右前腕の痛みが軽減、前腕の屈曲時に動作時痛はまだある状態、前回の鍼を継続。姿勢不良によるストレートネックや仙腸関節炎があるため、腰背部のストレッチを行う。
- 第3週
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握力が回復しゴルフクラブが握れるようになる。上髎と殷門に置鍼と施灸をし、腰部の筋緊張を取る。ゴルフ大会に向けて、仰向けでできる腰部の体操を指導。
- 第4週以降
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仙腸関節の圧痛が軽減。本格的にゴルフの練習を再開できるようになる。首肩こりがまだ感じるため、頸部、右上腕のストレッチを行う。
今回使用した経穴(ツボ)一覧
今回は肩こりの自覚症状も強かったためご自宅でできるお灸を提供し、寝る前などにセルフケアで肘や首肩にお灸をしてもらいました。また、お仕事中でもできる腕や下半身のストレッチを提案し、長時間のデスクワークにも対応できるように取り組みました。
そして、ゴルフの大会に向けては腰痛にならないように腰部のストレッチを入念にしていただくようにアドバイスもしていきました。
初回のカウンセリングと検査で、ゴルフの練習のし過ぎによる肘の使い過ぎだけではなく、デスクワークによる長時間の姿勢不良による関節への過負荷だと判明したケースでした。
以下ご本人のメッセージ
一か月後にゴルフの大会がある中で、腕に痛みが出てどうしようかと思っていたところでした。最初はゴルフの練習のしすぎで痛みが出たと勘違いしていたのですが、先生の説明でデスクワークによる姿勢の悪さと腕の使い過ぎだと分かり、本当の原因を知ることができました。
ゴルフの大会出場を諦めかけていましたが、腕の痛みもなくなり無事大会に出ることが叶いました。ありがとうございます。
院長からのコメント
ゴルフの大会が迫る中、焦らずにセルフケアを頑張っていただきました。
座りっぱなしのお仕事は首や疲れ目だけでなく、腕・肩・腰など様々なところに負担がかかるため、痛みやしびれが発生することも珍しくありません。
その後は無事に大会に参加し入賞もされ、とてもうれしく思います。信頼していただきありがとうございました。これからもお仕事とゴルフの両立がんばってください!
テニス肘でお悩みなら…
テニス肘について解説しているこちらのページもお読みください。



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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
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