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眼精疲労が頭痛を引き起こす3つのメカニズム

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こんにちは、鍼灸ルーム青い鳥院長の鐵川です。なんだか最近、目が疲れると決まって頭まで痛くなる——そんなこと、ありませんか?画面をずっと見ていた日の夕方、頭がずっしりと重くなる感じ。これって、目の疲れと頭痛が別々に起きているわけではないんです。

眼精疲労が引き起こす頭痛には、ちゃんとしたメカニズムがあります。原因を知らずにいると、毎回頭痛薬で誤魔化すだけになってしまいがちです。

院長:鐵川

目の疲れから頭痛が起きる仕組みと、根本から改善するためのポイントをお伝えしていきます。「またいつもの頭痛か」と諦めないで、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

目が疲れると、なぜ頭まで痛くなるの?

「目が疲れているだけなのに、頭痛まで出るのはおかしいんじゃ?」と思う方もいるかもしれません。でも実はこれ、とても理にかなったことなんです。眼精疲労と頭痛は、体の中でしっかりつながっています。そのつながりを知るだけで、対処の仕方がぐっと変わってきます。

目のピント調節筋が疲弊する

目の中には、ピントを合わせるための「毛様体筋」という筋肉があります。近くのものをずっと見続けると、この筋肉が緊張した状態のまま休めなくなります。その疲労のサインが、目の奥の痛みや不快感として現れるのです。

そして、毛様体筋の緊張は目の周りの神経を刺激し、それが三叉神経(顔・頭への感覚に関わる神経)を通じて頭部全体の痛みへとつながることがあります。つまり、目の疲れが神経を介して頭痛を引き起こすという直接的な経路があるんです。

後頭下筋群の緊張が全体を締め付ける

もうひとつ、見落としがちな原因が「後頭下筋群」という筋肉の緊張です。この筋肉は頭と首の境目の深いところにあり、目の動きや視線の調節を補助しています。

長時間うつむいてスマホを見たり、前傾姿勢でパソコンに向かったりすることで、この後頭下筋群が慢性的に緊張した状態になります。すると、後頭部から頭全体が締め付けられるような痛みが出てきます。これがいわゆる「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛で、眼精疲労に伴う頭痛の中で最も多いタイプです。

血流の低下が頭部全体に影響する

目を使い続けることで目の周囲の血管が収縮し、血流が低下することがあります。血流が滞ると、頭部全体への酸素や栄養の供給が不足し、ズキズキとした拍動性の頭痛を感じることもあります。特に夕方や仕事終わりに頭痛がひどくなりやすい方は、この血流の問題も関係しているかもしれません。

眼精疲労からくる頭痛の特徴を知っておこう

頭痛にはさまざまな種類があり、それぞれ原因や対処法がちがいます。眼精疲労が引き起こす頭痛にはいくつか共通した特徴がありますが、「いつもとちがう頭痛」のときは注意も必要です。

眼精疲労性の頭痛によく見られる特徴

眼精疲労が原因の頭痛には、次のような特徴が見られることが多いです。

  • 後頭部や頭全体が締め付けられるような鈍い痛み
  • 目を使った後(仕事中・仕事終わり)に悪化しやすい
  • 目の周りや眉間にも同時に痛みや重さを感じる
  • 休んだり目を閉じたりすると、少し楽になる
  • 首や肩のこりと同時に起きることが多い

これらに当てはまるものが多い場合、眼精疲労が頭痛の大きな要因になっている可能性が高いです。

こんな頭痛は注意が必要

一方で、下記のような頭痛はセルフケアで対処するより先に医療機関への相談を優先してください。

  • これまで経験したことがないほど激しい頭痛が突然起きた
  • 発熱・嘔吐・意識の混濁を伴う頭痛
  • 頭痛とともに視野が欠けたり、ものが二重に見えたりする
  • 数日間、頭痛が一切改善しない

こういった場合は脳や神経系の疾患が隠れている可能性があります。「どうせ眼精疲労だろう」と自己判断せず、専門家に診てもらうことが大切です。

目の疲れによる頭痛、自分でできるケアは?

眼精疲労性の頭痛と判断できる場合、日常の中で取り入れやすいセルフケアがいくつかあります。もちろん根本的な解決には至らないこともありますが、症状を和らげるうえで役立ちます。

温めてほぐす

目の周囲や後頭部を温めることで、筋肉の緊張をほぐし血流を促すことができます。蒸しタオルや温熱アイマスクを使って、目の上や後頭部〜首の付け根に当てるのが効果的です。ただし、目が充血していたり炎症がある場合は温めを避けてください。

作業の合間に遠くを見る

目のピント調節筋を休めるために、1時間に1回は意識して遠くを見る時間を作りましょう。窓の外の景色や、5メートル以上先のものに視線を向けるだけで、毛様体筋の緊張がほぐれていきます。たったこれだけでも、積み重なる疲労をかなり減らせます。

後頭部をやさしくほぐす

後頭下筋群の緊張をほぐすには、後頭部と首の境目をやさしくほぐすことが効果的です。指の腹で圧を加えながら小さな円を描くように動かすと、「風池(ふうち)」や「天柱(てんちゅう)」といったツボにも自然に当たります。ただし強く押しすぎると逆効果になるため、「気持ちいい」と感じる程度の力加減を守ってください。

姿勢を整える

スマホやパソコンを使う姿勢そのものを見直すことも重要です。画面の高さを目線と同じか少し下になるよう調整し、顎を引いた状態で背筋が自然に伸びる姿勢を意識するだけで、後頭下筋群への負担がぐっと軽くなります。

セルフケアで改善しないとき、鍼灸ができること

温めても、ほぐしても、少し楽になるけどまた繰り返す——そんな状態が続いているなら、体が根本的なアプローチを必要としているサインかもしれません。鍼灸は、眼精疲労と頭痛の両方に対して全身からアプローチできる施術です。

深部の筋肉に直接アプローチできる

セルフマッサージではなかなか届かない後頭下筋群の深部も、鍼灸では適切なツボを通じて緊張を緩めることができます。風池・天柱・完骨といったツボは後頭部の緊張と血流に直接作用し、眼精疲労による頭痛の根本にある筋肉・神経の緊張を解放するのに鍼灸は非常に相性が良いとされています。

東洋医学的な視点から原因を探る

東洋医学では、目は「肝」と深いつながりがあると考えます。ストレスや過労によって「肝」の働きが乱れると、目の不調や頭痛が出やすくなります。鍼灸ではこうした体全体のバランスを整えるアプローチができるため、目の疲れと頭痛が繰り返されるサイクルを断ち切ることができます。

原因を丁寧に特定してから施術する

当院では施術の前に、姿勢や関節の動き、東洋医学的な体の状態を多角的に確認します。「なぜ頭痛が繰り返されるのか」「体のどの部分に根本原因があるのか」を明確にしてから施術を行うため、対症療法ではなく再発しにくい改善を目指せます。

眼精疲労による頭痛を繰り返さないために

施術を受けながら日常生活を少し整えることで、改善のペースがぐっと上がります。一度にすべてを変えようとしなくていいので、できることから少しずつ取り組んでみてください。

スクリーンタイムを意識して管理する

スマートフォンには「スクリーンタイム」の管理機能があります。1日の使用時間を把握するだけでも、使いすぎへの意識が変わります。目安として、連続して画面を見る時間を1時間以内にするだけでも、眼精疲労の蓄積を大きく変えることができます。

睡眠の質を上げる

寝る直前までスマホを見ていると、ブルーライトの影響で脳が覚醒したまま眠りにつくことになります。就寝の30〜60分前は画面を見ない時間を作ることで、睡眠の深さが変わり、眼精疲労の回復速度も上がります。

定期的に体全体のバランスを整える

眼精疲労による頭痛を繰り返している方の多くは、首・肩・姿勢に長年の歪みや緊張が積み重なっています。定期的な施術でそのリセットを行うことが、再発予防の大きな柱になります。「つらくなってから行く」ではなく「整えに行く」という感覚で通うことが理想的です。

目の奥の痛みと頭痛、一人で抱え込まないでください

眼精疲労が引き起こす頭痛は、目と首と神経が複雑に絡み合って起きています。だから、どれかひとつだけをケアしても繰り返してしまうのです。「これくらい普通」「体質だから仕方ない」と諦めるのは、もう少しだけ待ってほしいと思います。

原因を正しく特定して、体全体のバランスから整えていけば、必ず改善できる症状です。頭痛と目の疲れが重なるつらさ、よくわかります。何か気になることがあれば、どうか一人で悩まずにいつでも相談してくださいね。いつでも話を聞かせてもらえる環境でお待ちしています。

眼精疲労でお悩みなら

眼精疲労に対する治療方針の症状ページもお読みください。

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院長:鐵川

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