顎関節症

顎関節症の症例報告

顎関節症とは

顎関節症は、顎の関節やその周囲の筋肉に痛みや違和感が生じたり、口の開け閉めがしにくくなったりする状態を指します。代表的な症状には、顎の痛み、口が開かない、開閉時の異音（カクカク・ゴリゴリ音）などがあります。

厚生労働省の調査によると、顎関節に何らかの症状がみられる人は推定約1,900万人とされ、特に20代から50代の女性に多い傾向があります。

顎関節症をそのままにしておくと、痛みや開口障害が慢性化し、食事や会話が困難になる場合があります。症状が進行すると、顎の関節や筋肉だけでなく、頭痛や肩こり、耳鳴り、めまいなどの全身症状を引き起こすこともあります。

関節症は、顎だけでなく全身のバランスとも関係が深く、骨盤の歪みが顎の動きに影響を与えることもあります。心理的なストレスや生活習慣、姿勢の悪さなども発症に関与しており、複数の要因が重なって症状が現れるのが特徴です。

顎関節症の原因

開院以来、当院には顎関節症でお困りの方が数多く来院しています。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、顎関節症の原因はひとつではないということです。

顎関節症は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

顎関節症は、これら複数の要因が重なり合って発症することが多いです。特定の一つの原因だけでなく、生活習慣や体のバランス、精神的な状態などが複雑に絡み合っているため、総合的な視点での予防と対策が重要です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。顎関節症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

顎関節症への対応として、病院では次のようなものが一般的です。

マウスピース（スプリント）

長期間の装着が必要で、慣れるまで違和感を感じることがあります。また、片側での噛み癖や咬筋の筋緊張の問題に対しては、マウスピースだけでは根本的な解決にならない場合があります。

理学療法

顎周辺の筋肉のストレッチやマッサージ、温熱療法、冷却療法、そして関節の動きを改善するための運動療法を行い改善を計ります。

しかし、原因が顎だけに限らないので、生活習慣や姿勢など別の原因がある場合は、顎だけに治療を絞っても改善できません。

ボトックス治療

効果は一時的で、定期的な注射が必要となることがあります。また、注射部位によっては表情筋に影響が出る場合や、費用負担が大きくなることもあります。

顎関節症を改善するために

原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善は見込めません。

当院では整形外科的検査、姿勢検査に加え腹診、舌診といった東洋医学的検査を組み合わせ多角的にお身体の状態を可視化していきます。

5種類の充実した検査で、顎関節症の原因を見つけ出し的確な施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長または副院長が最後まで担当、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で顎関節症が改善する理由

当院では、顎関節症改善のために全身を広く捉え、姿勢分析や整形外科検査、東洋医学検査をします。顎だけでなく、背中や首、腰なども含めた総合的な検査を行い、症状の原因を特定。さらに、検査から施術まで一貫して同じスタッフが担当することで、細かな変化や症状の波を見逃さず、治療効果を最大限に引き出します。

整骨院やマッサージで効果が得られなかった方や薬に頼りたくない方も安心してご相談ください。豊富な改善実績と科学的根拠に基づく施術で、長期的な視点から根本改善を目指します。

顎関節症に関するQ&A

顎関節症で耳鳴りや耳のつまりが起きますか？

顎関節の周囲には耳と関係する神経や筋肉があるため、耳鳴りや耳の違和感が現れることがあります。

顎関節症が進行すると顔の歪みになりますか？

放置すると噛み合わせや顎の動きに偏りが生じ、顔の左右差や歪みが目立つことがあります。早期の対処が大切です。

痛みはなくカクカク音が鳴るだけでも顎関節症ですか？

音だけの場合でも顎関節症の可能性があります。痛みがなくても注意し、症状が悪化しないようにしましょう。

ヘッドホンを長時間使うと顎関節症になりますか？

ヘッドホンの圧迫や長時間の使用が顎周囲の筋肉に負担をかける場合があります。直接の原因になることは少ないですが、長期に渡り使用することで側頭部の筋緊張が常態化し耳や顎への影響を与えてしまう可能性があり、注意が必要です。

顎関節症で悩まされていた皆さまも、当院での鍼灸施術を受けて、このような変化がありました。

当院の鍼灸施術と顎関節症は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

顎関節症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。