ぎっくり腰

ぎっくり腰の症例報告

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症と呼ばれ、突然腰に強い痛みが生じる症状です。重い物を持ち上げたり、体をひねったりといった動作をきっかけに発症することが多く、欧米では「魔女の一撃」とも称されるほど、急激な激痛が特徴です。

厚生労働省の調査によると、日本では約3人に1人が腰痛を自覚しており、その人数はおよそ1,200万人にのぼります。ぎっくり腰はその中でも特に多い急性腰痛の一つで、年齢や性別を問わず幅広い世代に発症します。現代の生活環境やストレス、運動不足なども発症リスクを高める要因と考えられています。

ぎっくり腰は骨折や神経の損傷があるわけではなく、筋肉や靭帯、椎間板など腰周辺の組織に急な負担がかかることで発症します。症状は数日から数週間で自然に軽快することが多いですが、そのままにしておくと、痛みが長引くだけでなく、さまざまな健康リスクが生じます。

痛みをかばう動作が習慣化すると、骨盤や背骨の歪みが進み、肩こりや背中、膝の痛みなど新たな不調を招くことも。最悪の場合、腰回りの筋肉の柔軟性が低下し、腰椎を支える安定性が損なわれ、腰椎椎間板ヘルニアの発症リスクが上昇することがあります。

ぎっくり腰の原因

開院以来、当院では多種多様なぎっくり腰を多く施術してまいりました。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、ぎっくり腰の原因はひとつではないということです。

ぎっくり腰の原因として次のものが挙げられます。

ぎっくり腰は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

ぎっくり腰は、これら複数の要因が重なり合うことで発症することが多く、日常生活の中での小さな負担や癖が積み重なって突然症状が現れるケースがほとんどです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには正確な検査と多角的な評価が重要になります。

そのため当院では、個々に適した治療プランを提案しています。他院で改善しなかった方も諦める必要はありません。豊富な実績と充実した検査体制で、あなたのぎっくり腰改善を全力でサポートします。

病院とはここが違います

ぎっくり腰への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・物理療法

痛み止めやロキソニンテープは薬の成分が吸収されるとその効果が低下します。そのため、持続的な効果を得るためには定期的に摂取を続ける必要があります。

また、電気治療等による物理療法も一時的に筋肉の緊張を緩和させ、ぎっくり腰を軽減する対処療法になります。どちらもぎっくり腰を根本的に改善するものではありません。

腰椎牽引

適切な強さや時間で行わないと、逆に筋肉や神経に負担をかけ、痛みが悪化することがあります。また、一時的に痛みが和らいでも、根本的な原因が解決しない場合、ぎっくり腰を何度も繰り返すこともあります。

ぎっくり腰を改善するために

まずはあなたのぎっくり腰の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では整形外科的検査、姿勢検査に加え腹診、舌診といった東洋医学的検査を組み合わせ多角的にお身体の状態を可視化していきます。

5種類の充実した検査で、ぎっくり腰の原因を見つけ出し的確な施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長または副院長が最後まで担当、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院でぎっくり腰が改善する理由

当院では、ぎっくり腰改善のために全身を広く捉え、姿勢分析や整形外科検査、東洋医学検査をします。腰だけでなく、脚や首、背中なども含めた総合的な検査を行い、症状の原因を特定。さらに、検査から施術まで一貫して同じスタッフが担当することで、細かな変化や症状の波を見逃さず、治療効果を最大限に引き出します。

整骨院やマッサージで効果が得られなかった方や薬に頼りたくない方も安心してご相談ください。豊富な改善実績と科学的根拠に基づく施術で、長期的な視点から根本改善を目指します。

ぎっくり腰のQ＆A

ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの違いは？

ぎっくり腰は突然の激しい腰の痛みで、筋肉や靭帯の損傷によることが多いです。一方、腰椎椎間板ヘルニアは椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みやしびれが生じます。どちらも腰の痛みですが、原因や症状の出方が異なります。

ぎっくり腰の人がやってはいけないことは？

無理に動いたり、痛みを我慢して長時間同じ姿勢を続けることは避けてください。重いものを持ち上げたり、急な動作も悪化させる可能性があります。

ぎっくり腰の前兆はありますか？

前兆としては、腰に違和感や軽い痛み、重だるさを感じることがありますが、必ずしも前兆があるわけではありません。ぎっくり腰は突然激しい痛みが襲うことが多いため、注意が必要です。

ぎっくり腰は癖になりますか？

一度なると癖になることがあります。原因の筋肉や関節の弱さ、姿勢の悪さなどが影響し、再発しやすくなるため、適切な治療と予防策が重要です。

ぎっくり腰は一日で治りますか？

軽度の場合は数日から一週間程度で改善することもありますが、重症や長引く場合は数週間かかることもあります。無理をせず、専門家の指示に従って適切なケアを行うことが大切です。

痛み止めは効果がありますか？

ロキソニンやカロナールといった薬は、炎症や痛みを抑える働きがあり、痛みを感じにくくするために使われることがあります。ただし、これらの薬はあくまで一時的な緩和を目的としており、根本的な治療にはなりません。

ぎっくり腰で悩まされていた皆さまも、当院で鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の鍼灸施術はぎっくり腰だけにフォーカスするのではなく、原因を引き起こしている筋肉や関節に着目するため早期に改善するケースも見られます。

ぎっくり腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

原因が腰だけでなく、足や背中にもあると知って大変驚きました