みぞおちの痛み

みぞおちの痛みの症例報告

みぞおちの痛みとは

みぞおちの痛みは、お腹の上部中央（みぞおち）に感じる不快感や痛みを指します。

みぞおちの痛みは、胸の中央や上腹部に感じることが多く、焼けるような感じや締め付けられるような痛みが特徴です。食事後や運動時、ストレスを感じたときに痛むことがあります。急激に強くなったり、長時間続く場合は注意が必要です。

ストレスの多い働き盛り世代に増加傾向？

日本人の健康診断受診者のうち、原因が特定できないみぞおちの痛みや胃もたれなどを訴える人は11％から17％、病院受診者では約50％にのぼると報告されています。男女差はやや女性に多い傾向があり、20代から60代の幅広い年齢層でみられますが、特にストレスの多い働き盛り世代や高齢者で増加傾向です。

厚生労働省の調査でも、腹部症状を訴える人は年々増加しており、現代人にとって身近な悩みの一つといえます。

みぞおちの痛みをそのままにしておくと、日常生活に支障をきたすだけでなく、症状が慢性化し、食欲不振や体重減少、睡眠障害などを引き起こすことがあります。

みぞおちの痛みは一時的に治まることもありますが、繰り返す場合や症状が強い場合には注意が必要です。痛みの背後に胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がん、膵炎、胆石症、心筋梗塞などの重篤な疾患が隠れている場合もあり、そのような場合は専門医の診察を受けることが望まれます。

みぞおちの痛みの原因

みぞおちの痛みの診断においては、一般的に血液検査や胃カメラで内臓の状態を確認します。検査で軽い胃腸炎だったり特に異常が見つからない場合、多くは胃薬を処方され、経過観察となることが多いです。そのため、薬を飲んでもみぞおちの痛みが続くなど、症状が変わらない場合、患者さんの中にはその不確かさや原因不明の状態に対して不安を感じる方もいらっしゃいます。

ですが、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、みぞおちの痛みの原因はひとつに断定できるものではないということです。

みぞおちの痛みは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

生活習慣や精神的ストレスなど、一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まずみぞおちの痛みの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

みぞおちの痛みへの対応として病院や一般の整体院では次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬物療法は一時的に症状を和らげる効果が期待できますが、根本的な原因が改善されなければ再発しやすく、長期間の服薬による副作用や薬への依存が心配されます。また、薬の種類によっては胃腸以外の臓器に負担がかかることもあります。

生活指導

生活習慣の見直しは、効果が現れるまでに時間がかかる場合が多く、継続が難しいと感じる方も少なくありません。特に仕事や家庭の事情で規則正しい生活が難しい方にとっては、ストレスの原因となることもあります。

みぞおちの痛みを改善するために

どれだけ多くの治療法を試しても、それが原因を取り違えたまま進められる治療だとすれば改善など見込めません。

当院は、5種類の充実した検査で、一人ひとり異なるみぞおちの痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院のアプローチ

当院の鍼灸治療は、みぞおちの痛みの改善に特に効果的です。東洋医学では、みぞおちの痛みは単なる胃の不調として捉えるのではなく、痺証（ひしょう）という概念を通じて施術を行います。

痺証とは、身体の気血の流れが滞ることによって生じるしびれや痛み、だるさなどの症状を指します。みぞおちの痛みが現れる場合、東洋医学ではまずその原因を気血の巡りの滞りや経絡の不調に求め、症状に合わせた経絡のバランスを整えることが重要と考えます。

当院では、みぞおちの痛みだけでなく、それに伴う冷えや背中のこり、倦怠感などの症状にも総合的にアプローチします。鍼灸治療は副作用が少なく、安心して受けていただけるため、多くの患者様にご好評いただいています。全身のバランスを整えることで、根本から体質改善を目指し、みぞおちの痛みやそれに伴う不調の緩和を図ります。患者様一人ひとりの体質や症状に合わせて施術内容を調整し、健康な状態へと導きます。

当院の特徴

鍼灸師である院長又は副院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

みぞおちの痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで担当者が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。みぞおちの痛みは東洋医学の専門家である鍼灸師にお任せください。

みぞおちの痛みに関するQ&A

肋間神経痛との違いはなんですか？

肋間神経痛は肋骨に沿って痛みが出るのが特徴で、みぞおちの痛みとは痛む部位や性質が異なります。

運動後に痛くなるのはなぜですか？

運動後に痛みが出る場合は、消化不良や筋肉の緊張、内臓への一時的な血流不足が考えられます。

みぞおちの痛みはストレスと関係がありますか？

みぞおちの痛みはストレスと深く関係しており、心身のバランスが崩れると症状が出やすくなります。

姿勢が悪いとみぞおちが痛くなりますか？

姿勢が悪いと腹部に余計な圧力がかかり、みぞおちの痛みを感じやすくなります。また、姿勢の悪化は内臓下垂の原因にもなるため、その結果みぞおちに痛みを感じやすくなります。

生理痛とみぞおちの痛みは関係ありますか？

人によっては、ホルモンの変化やストレスにより、消化器系の不調や胃痛が生理とともに現れることがあります。また、更年期でもみぞおちの痛みを感じることがあります。

疲労が原因でなりますか？

疲労やストレスも自律神経を乱し、胃腸の働きに影響を与えるため、痛みの原因となることがあります。十分な休息を取ることも大切です。

原因がわからずみぞおちの痛みに苦しめられていた皆さまも、当院の鍼灸施術を受けて、このような変化がありました。

全身のバランスを整え、いま起きている症状だけでなく原因から改善する鍼灸施術は、みぞおちの痛みとは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

その人その人で原因が異なるため、みぞおちの痛みを自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、どんどん原因も複雑になっていきます。みぞおちの痛みは早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。