関節リウマチ

関節リウマチの症例報告

関節リウマチとは

関節リウマチは、免疫システムが誤って自身の関節を攻撃することで炎症が起こる病気です。主に手首や手指・足指の小さな関節から始まり、左右対称に腫れや朝方にこわばりが現れます。

厚生労働省の調査によると、国内の患者数は約70万～100万人と推定されています。男女比は1:3～4で女性に多く、特に30～50代での発症が目立ちます。高齢者でも発症例が増加しており、全年齢層で注意が必要です。

関節リウマチ患者の30％が不安症状を併発？

日本リウマチ学会による関節リウマチ患者の精神的健康状態についてのデータでは、関節リウマチ患者の14.8から34.2％が不安症状を、14.8から34.2％が抑うつ症状を有しているという報告もあります。

慢性的な痛みや関節の変形、日常生活の制約などが精神的なストレスや不安感を引き起こすことがあります。また、長期にわたる疾患管理や薬の副作用、将来への不安も精神的な負担となることがあります。そのため、関節リウマチの患者さんには、身体的なケアだけでなく、精神的なサポートや心理的なケアも重要とされています。

国立感染症研究所調べによりますと、少し疲れやすい、食欲がなくなってきた、夜なかなか寝付けないなどの初期症状を軽視すると、免疫力低下による感染症リスクが23%上昇するという研究結果も出ています。

さらに悪化すると、動悸やめまいがパニック発作に発展し、外出困難になるケースも。長期間の不眠や抑うつ状態はうつ病リスクを3倍高めるというデータもあり、胃潰瘍や過敏性腸症候群などの身体疾患を併発する可能性もあります。最悪の場合、仕事や学業の継続が困難になり、退職による所得低下や不登校などQOLを著しく低下させてしまうことに繋がります。

関節リウマチの原因

関節リウマチの正確な原因は医学的には完全に解明されていません。ですが、これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、関節リウマチによる痛みやこわばりの原因はひとつではないということです。

関節リウマチの原因として次のものが挙げられます。

関節リウマチは複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

ホルモンバランスによるものや環境要因もありますし、一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。

一人で抱え込まず、関節リウマチの改善事例が豊富な当院にお気軽にご相談ください。

病院とはここが違います

関節リウマチへの対応として病院や一般の整体院では次のようなものが一般的です。

薬物療法

抗リウマチ薬は免疫を抑える働きがあるため、感染症にかかりやすくなることがあります。また、長期間使用すると肝臓や腎臓に負担がかかることもあります。

ステロイド注射は痛みや腫れをすぐに抑える効果がありますが、頻繁に使うと骨が弱くなったり、血圧や血糖値が上がるなどの副作用が出ることがあります。

手術

手術後に痛みや腫れが続くことがあり、完全に症状が改善しない場合もあります。また、手術によって関節の動きが制限されることもあります。

さらに、感染症のリスクや出血の可能性も伴います。手術後はリハビリや長期的なケアが必要となり、時間や費用もかかることがあります。加えて、関節の状態によっては、手術が効果的でない場合もあるため、慎重に判断する必要があります。

関節リウマチを改善するために

どれだけ多くの治療法を試しても、それが原因を取り違えたまま進められる治療だとすれば改善など見込めません。

当院は、5種類の充実した検査で、一人ひとり異なる関節リウマチの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院のアプローチ

当院では、東洋医学の考え方に基づき、関節リウマチの治療を行っています。関節リウマチは、朝のこわばりから始まり、気圧の変化で関節が腫れる、軽い運動でも関節に痛みがでるなどの症状が現れるのが特徴です。

東洋医学では、これらの症状を「気」や「血」の巡りが滞り、身体全体の機能が低下しているサインと捉えます。そのため、症状が現れている関節だけでなく、全身のバランスを見ながら治療を進めることが大切です。

さらに、当院では患者様一人ひとりの症状や体質に合わせて施術内容を調整し、関節の動きの悪さや頭痛、体の冷えなど、関節リウマチに伴う複数の症状を同時にケアします。副作用がほとんどなく、安心して受けられるのも鍼灸治療の大きな魅力です。身体全体の調和を重視する東洋医学の視点から、根本的な体調改善を目指します。

関節リウマチを改善するための重要なポイント

残念ながら、多くの医療機関では、画一的な検査や投薬・治療にとどまることが多いです。そのため、一時的に症状が軽減されても、関節の痛みや腫れ、こわばりが再び現れることがあります。継続的な投薬や注射だけでは、根本的な改善にはつながらないケースも少なくありません。

当院の治療は単に症状を抑えるだけでなく、全身のバランスを整え、自然治癒力を引き出すことを目的としています。

東洋医学では「森（身体全体）を見て木（関節リウマチ）を治す」という言葉があるように、身体はすべてつながっているという考え方が根底にあります。そのため、症状が現れるタイミングや、他にどのような不調があるかも診断の大切な基準となります。

鍼灸治療は、体の自然な治癒力や血行を促進し炎症を抑える働きがあると科学的にも証明されています。これにより、痛みやこわばりの軽減、関節の動きやすさの改善につながると考えられています。また、鍼灸治療は薬に頼らず、身体本来の力で回復を促すため、副作用が少なく、長期的な体質改善にも適しています。

さらに、当院では自宅でできる体操や、関節リウマチ改善に必要な栄養素を食生活の面からアドバイスも行っていきます。総合的なアプローチで体調を整え、免疫力や自然治癒力を高めることが、関節リウマチの根本的な改善につながっていきます。

当院の特徴

鍼灸師である院長又は副院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

関節リウマチの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように当院は検査から施術まで院長または副院長が一貫して行います。

変化を見逃さない一貫性が治療効果を高め、それが当院の豊富な改善実績に繋がっています。関節リウマチは東洋医学の専門家である鍼灸師にお任せください。

関節リウマチに関するQ&A

関節リウマチに苦しめられていた皆さまも、当院で鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

関節のこわばりだけでなく、全身のバランスを整える鍼灸施術は、関節リウマチと非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

その人その人で原因が異なるため、関節リウマチを自力で改善することは困難です。

時間が経てば経つほど、関節の変形などが表れて症状が進行していくことになります。関節リウマチは早めの対処が改善のための重要なポイントです。

一人で悩まず、お気軽にご連絡ください。

施術も親切で、セルフケアや食べ物の知識も教えてもらっています