頚肩腕症候群

頚肩腕症候群の症例報告

頚肩腕症候群とは

頚肩腕症候群は、首から肩、腕にかけて痛みやしびれ、だるさ、こりなどの不快な症状が広範囲に現れる状態を指します。単なる肩こりとは異なり、首や肩だけでなく腕や手にまで症状が及ぶことが特徴です。

日本産業衛生学会の報告では、作業関連筋骨格系障害の代表的なものとされており、明確な患者数は公表されていませんが、現代の働き方の変化とともに増加傾向にあります。症状が慢性化すると、日常生活や仕事に大きな支障をきたすこともあるため、早期の対処が重要です。

最初はなんとなく腕がだるいといった一時的な症状でも、次第に慢性化し、首や肩、腕の動きが制限されるようになります。仕事や家事、趣味など日常生活のさまざまな場面で支障が出て、パフォーマンスの低下や集中力の減退を招くことも少なくありません。さらに進行すると、夜間の痛みやしびれで睡眠が妨げられ、慢性的な疲労感や自律神経の乱れによる頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることもあります。

最悪の場合、神経障害が固定化し、手や指の動きにまで影響が及ぶことも考えられます。こうした状態になると、治療にも長い時間が必要となり、生活の質が大きく損なわれる恐れがあります。

頚肩腕症候群の原因

開院以来、当院では多種多様な頚肩腕症候群を多く施術してまいりました。

これまでのカウンセリングや検査結果から断言できるのは、頚肩腕症候群の原因はひとつではないということです。

頚肩腕症候群の原因として次のものが挙げられます。

頚肩腕症候群は複合的な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

頚肩腕症候群は、これら複数の要因が重なり合って発症することが多く、日常生活や仕事、精神的なストレスなどさまざまな背景が関与しています。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには正確な検査と多角的な評価が重要になります。

そのため当院では、個々に適した治療プランを提案しています。他院で改善しなかった方も諦める必要はありません。豊富な実績と充実した検査体制で、あなたの頚肩腕症候群改善を全力でサポートします。

病院とはここが違います

頚肩腕症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・物理療法

痛み止めや湿布は薬の成分が吸収されるとその効果が低下します。そのため、持続的な効果を得るためには定期的に摂取を続ける必要があります。

また、電気治療等による物理療法も一時的に筋肉の緊張を緩和させ、頚肩腕症候群を軽減する対処療法になります。どちらも頚肩腕症候群を根本的に改善するものではありません。

体操・姿勢指導

頚肩腕症候群の改善を目的とした体操や姿勢指導は、正しく行えば効果的ですが、続けるのが難しい場合や、誤った方法で行うと逆に症状が悪化することもあります。例えば、早く治したいからと無理に長時間続けたり、痛みを感じながら続けると、腕のだるさや痛みが増すことがあります。

頚肩腕症候群を改善するために

まずはあなたの頚肩腕症候群の原因を明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっては改善を見込めないからです。

当院では整形外科的検査、姿勢検査に加え腹診、舌診といった東洋医学的検査を組み合わせ多角的にお身体の状態を可視化していきます。

5種類の充実した検査で、頚肩腕症候群の原因を見つけ出し的確な施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長または副院長が最後まで担当、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院で頚肩腕症候群が改善する理由

当院では、頚肩腕症候群改善のために全身を広く捉え、姿勢分析や整形外科検査、東洋医学検査をします。首肩だけでなく、脚や背中、腰なども含めた総合的な検査を行い、症状の原因を特定。さらに、検査から施術まで一貫して同じスタッフが担当することで、細かな変化や症状の波を見逃さず、治療効果を最大限に引き出します。

整骨院やマッサージで効果が得られなかった方や薬に頼りたくない方も安心してご相談ください。豊富な改善実績と科学的根拠に基づく施術で、長期的な視点から根本改善を目指します。

頚肩腕症候群のQ＆A

頚椎ヘルニアとの違いは何ですか？

頚椎ヘルニアは椎間板の異常による神経圧迫が主な原因ですが、頚肩腕症候群は明確な器質的異常がなく、広範囲に症状が出るのが特徴です。

ストレートネックと関係はありますか？

ストレートネックは首の自然なカーブが失われた状態で、頚肩腕症候群の発症リスクを高める要因の一つです。

手が冷たく感じることはありますか？

血流障害がある場合、手が冷たく感じることがあります。

ストレスが原因になることはありますか？

精神的ストレスは筋肉の緊張や血行不良を招き、症状悪化の一因となります。

マッサージは効果がありますか？

マッサージは一時的に痛みを和らげることもありますが、炎症や筋肉の硬直や神経痛を改善することができません。また、痛みやしびれが強い場合、かえって症状を悪化させる可能性もあります。

頚肩腕症候群は職業病ですか？

長時間同じ姿勢や作業を続ける職業に多くみられ、職業病の一種と考えられています。

頚肩腕症候群で悩まされていた皆さまも、当院で鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の鍼灸施術は頚肩腕症候群だけにフォーカスするのではなく、原因を引き起こしている筋肉や関節に着目するため早期に改善するケースも見られます。

頚肩腕症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。