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【片頭痛】ズキズキとした頭痛と倦怠感が改善
片頭痛(偏頭痛)で来院された女性(40代/パート)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
若いときから頭痛持ちであったが、最近になって頭痛が起きると仕事に集中できなくなってきた。頭痛薬を飲めば、多少は症状が収まるが、職場の照明が眩しく感じたり身体のだるさが消えず仕事のミスも増えていった。
このままでは職場にも迷惑をかけるのではと思うようになり、インターネットで当院を見つけ来院。
来院に至るまでの経緯
20代の頃から片頭痛(偏頭痛)持ちであった。お酒が好きで、毎日の晩酌が仕事のストレスを発散できる楽しみの一つでもあった。最近になり、頭痛の頻度や症状が重くなり、頭痛薬を飲むことが増えた。
頭痛が起きると、普段は何ともない、職場の照明がすごく眩しく感じたり、椅子から立ち上がる動作がだるく感じたりと頭痛以外の症状も表れるようになった。
片頭痛(偏頭痛)の度に仕事に集中できなくなる状態が続き、仕事で細かいミスをしたりと、職場に迷惑をかけたくないという思いから、インターネットで当院を見つけ通院を決める。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り
- 右上肢屈曲140度
- 左上肢屈曲120度
- 仙腸関節圧痛有
- 下肢むくみ
- 舌苔黄色
検査結果の分析により生活習慣からくる湿熱と関節の動きの悪さからくる血行不良による片頭痛(偏頭痛)と判断
施術内容と経過
体質改善と全身の血液循環改善を目的とした湿熱の除去や身体の柔軟性向上に重点を置いた。

- 初回
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肩の動きがやや悪く本人も肩こりを実感。よくお酒を飲むことから、胃腸の働きが低下し、背中から首肩にかけて緊張が強くなっている。豊隆、三陰交にお灸、肺兪に鍼を施行。晩酌は量を控えるようにアドバイス。
- 第2週
-
前回の施術を継続。慢性的な肩こりもあり、上肢の可動域がやや狭くなっていた。肩こりの改善も目的とした上肢のストレッチを行う。
- 第3週
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頭痛が起きることがあったが、倦怠感などは軽減された。
- 第4週
-
腰から仙腸関節の動きの改善のため、殷門に鍼。下肢むくみの改善を補助するためメドマーを行う。脊柱の動きが悪くならないよう背中の体操を提案。
- 第5週以降
-
舌診で舌苔がやや白色に戻る。頭痛の回数が減り、仕事でのストレスも段々と気にならなくなってきた。今後も施術内容を継続して行う。
今回使用した経穴(ツボ)一覧
今回は日々のお酒の飲みすぎによる胃腸の働きの低下や気血の巡りの滞りによるイライラした感情の停滞など、日頃の生活習慣の積み重なによる体質の悪化が偏頭痛(偏頭痛)として表れていました。
経絡の流れの改善や補助的に筋肉の張りやコリを取ることで、弱くなっていた全身の機能を補うことができました。ご本人にもお酒の飲みすぎが頭痛に繋がっていくことを理解していただき、お酒の飲む量も自然と減っていったとのこと。また、背中から腰にかけての脊柱の動きが悪くならないようにするセルフケアも行っていただき、改善へと繋がっていきました。
以下ご本人のメッセージ
20代の頃から頭痛があり、薬を飲めば症状が収まるのでなんとなく今まで放置していました。
ですが、体質のお話やお酒の飲みすぎによる体への影響など、先生からアドバイスを聞くたびに今まで体によくない生活をしていたんだなと反省しています。
最近では体のことを考え、お酒を控えるようになり片頭痛の回数も減っていきました。仕事でイライラすることも減った感じがして、頭痛以外の部分も良くなっていると実感できます。
院長からのコメント
お酒の飲みすぎから色々なところに身体の不調が表れてしまい、これ以上施術が遅くなると自律神経失調症など、症状が複雑化するところでした。
ですが、身体の状態の検査とそれに対するお身体の説明を理解してくださり、ご自身の食生活やセルフケアなどをがんばって実践したおかげで軽減に繋がりました。
現在はほとんど片頭痛(偏頭痛)を感じないようで、信頼して通院していただきありがとうございました。
片頭痛(偏頭痛)でお悩みなら…
片頭痛(偏頭痛)について解説しているこちらのページもお読みください。


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