お気軽にご相談ください!
症状別ページ
記事が見つかりませんでした。
お気軽にご相談ください!
記事が見つかりませんでした。
首の寝違えでお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました
ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。
突然のメールすみません、右首の痛みで困っています。
朝起きると右首がいつも寝違えてしまい、仕事中もパソコン作業や車を運転する際に支障が出ています。夜寝る時も枕が合わないのか、眠りにつくのも一苦労です。
どうしていつも右首ばかりが寝違えてしまうのか不思議に思っています。なにか原因があれば教えてください。やはり枕が合わないせいでしょうか?
知り合いからは、鍼が効くと薦められているのですが鍼灸院に行ったことがないのでどんな治療をするのでしょうか?
よろしくお願いします。
こんにちは ご質問ありがとうございます。今回は多くの方が悩まれる、首の寝違えについて、その原因と対処法をお話しします。
寝違えの原因は、単に枕が合わないだけではなく、より複雑な要因が関係しています。
寝違えだと思っていたら実際には頚椎椎間板ヘルニアを発症しているケースがあります。
頚椎椎間板ヘルニアの急性症状は、朝起きた時に首の付け根が急に痛み、動かせなくなることがあり、これは一般的な寝違えの症状と非常に似ています。
頚椎椎間板ヘルニアとは、椎間板という背骨を支えるクッションの役目をするものが、首の神経の通り道に飛び出してしまい、首の痛みや手のしびれを引き起こしてしまう疾患です。
寝違えと頸椎椎間板ヘルニアの見分け方
寝違え | 頚椎椎間板ヘルニア | |
---|---|---|
症状 | 特定の方向への動きで痛みが強くなる | 首の痛み、腕や手のしびれといった神経症状を伴う |
進行 | 数日から1週間程度で徐々に改善 | 症状が時間とともに進行 |
影響 | 朝方に症状が強く、日中活動で和らぐ | 同じ姿勢の継続で症状が悪化する |
したがって、首の痛みが3週間以上続く場合や、日常生活に支障をきたす場合は、整形外科での精密検査を受けることが推奨されます。
これにより、寝違えと思っていた症状が実は頚椎椎間板ヘルニアであるケースを見逃さずに適切な治療を受けることができます。
首や背中、腕などの筋肉がオーバーワークによって柔軟性が低下すると、睡眠中に適切な姿勢を維持することが困難になります。これにより、寝違えが発生しやすくなります。
枕を変えることは、寝違え対策の一つの方法ですが、必ずしも最適な解決策とは限りません。むしろ、首から背中、腕などの柔軟性を回復させることが、より効果的なアプローチと言えます。
右側の首がよく寝違えるということは、右手でパソコンのマウスやスマホを頻繁に操作していることがオーバーワークに繋がっている可能性があります。
上記で解説した頚椎椎間板ヘルニアの症状もなく、寝違えと判断した場合の当院の施術内容の例をご紹介いたします。
普段のお仕事中での姿勢なども考慮し、体のどこに負荷がかかっているのかを検査
脊柱や腕などの可動域を調べ、動きに制限があるところを確認
STEP2で調べた改善ポイントに鍼又は灸を数ヶ所行い、首の痛みを緩和させる
寝違えを頻発させないように、ストレッチ等で筋肉や関節の柔軟性を取り戻していく
その方の生活習慣やお仕事などにより、原因となる部位が異なる場合がありますが、このようなSTEPを踏むことで多くの方は、寝違えの再発を防ぐことができます。参考になれば幸いです。
当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。