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頭にたくさん鍼をしたほうが頭痛に効きますか?

本日の予約状況

頭痛でお困りの方からメールでお問い合わせをいただきました。

ご本人にはすでに返信させていただきましたが、同じようなお悩みをお持ちの方も多いので、解説を加えたうえで共有いたします。

目次

鍼はたくさん打ったほうがいい?

頭の痛みについての質問

ホームページを見て、相談してみました。普段から頭が痛く、以前は頭にたくさん鍼をする鍼灸院さんに通っていました。そのときは治療後しばらく楽になるのですが、数日たつとまた元のように頭痛が戻ってしまいます。

やはり頭にはたくさん鍼を打ってもらった方が、頭痛には効果が高いのでしょうか?

また、できるだけ頭が痛くならないようにするために、日常生活で自分で気をつけられることがあれば教えてください。

当院からの返信内容

こんにちは、ご質問いただきありがとうございます。

当院にも「頭にたくさん鍼をしてもその場しのぎで戻ってしまう」「本数を増やせば良くなるのか」とお悩みの方が多く来院されます。

⑴「痛いところにたくさん鍼」は一時的な効果になりやすい

頭に限らず、痛みが出ている場所にたくさんの鍼やお灸をすることで、その場の痛覚を一時的にブロックし、楽に感じることはあります。

しかし、この方法はあくまで「痛みの感じ方」を鈍らせているだけのことが多く、頭痛の原因そのものに十分アプローチできていない場合、数日(2〜3日程度)で元の状態に戻りやすいのが実情です。

特に、後頭神経痛のように首から後頭部にかけての神経が敏感になっているケースや、片頭痛のように血管や自律神経の反応が関わる頭痛の場合、痛い場所だけに鍼を集中させても、根本的な「なぜ頭痛が起こるのか」という部分までは改善しきれません。

⑵当院が重視しているのは「頭以外も含めた全身の状態」

当院では、頭痛だからといって頭だけを見ているわけではありません。なぜ頭痛になってしまうのかを把握するために、次のような点を総合的に確認しながら施術計画を立てていきます。

  • 舌の状態(色・形・苔のつき方など)から、血の巡りや内臓の働き、体の潤いの状態をチェックすること。
  • 手足の冷えやお腹の冷えなどがないかを確認し、体全体の血流や体温のバランスを評価すること。
  • 首や肩のこり、背中の張り、顎の緊張など、常に緊張状態になっている部位がないかを丁寧に触診すること。
  • 毎年健康診断を受けている方であれば、血液検査の結果を参考にし、貧血傾向や肝機能・腎機能などに疲れが出ていないかを確認すること。

こうした情報を組み合わせ、「頭痛そのもの」ではなく「頭痛を起こしやすい体の状態」を整えていくことを目的に施術計画を立てていきます。

そのため、必ずしも頭にたくさん鍼をする必要はなく、むしろ首・背中・お腹・足など全身のツボを使いながら、自律神経や血流、筋肉の緊張バランスを整えていくことが多くなります。

⑶「本数」よりも「どこに」「何のために」鍼をするかが大切

鍼の本数が多いほど効果が高い、というわけではありません。
大切なのは、

  • 今の頭痛が、神経の過敏さから来ているのか、血管の反応なのか、体の冷えなのか、ストレスやホルモンバランスの影響なのか。
  • その原因に対して、どのツボを選び、どのような刺激量で整えていくのか。

といった「設計図」の部分です。

適切な場所に、必要なだけの刺激を行うことで、頭の痛みだけでなく、後頭部や首の神経痛、肩こり、自律神経の乱れなども合わせて整え、最終的には「日常生活の中で痛みや不調を感じない状態」を目指していきます。

⑷「頭痛にならない体づくり」を一緒に目指していきましょう

当院の頭痛に対する施術のゴールは、「痛くなったらその都度通う」状態から、「そもそも頭痛が出にくい体」に変えていくことです。

そのために、施術では

  • 後頭部やこめかみの痛みが出にくいよう、首〜背中〜骨盤までの筋肉のバランスを整えること。
  • 舌の状態や冷えの有無を踏まえて、血の巡りや体温のバランスを改善していくこと。
  • 自律神経の乱れを整え、睡眠の質や胃腸の働きなども含めた全身の回復力を高めていくこと。

このようなことを軸に、一人ひとりに合わせた計画を立てていきます。

「頭にたくさん鍼をするかどうか」ではなく、「あなたの頭痛の原因に合わせて、どこにどれくらい鍼をするのが最も良いか」を一緒に考えていくイメージでいていただけると良いかと思います。

日常生活でできる頭痛予防のポイント

施術とあわせて、日常生活の中で少し意識していただくだけでも、頭痛の頻度や強さが変わってくることがあります。ここでは、当院でよくお伝えしている「頭痛予防のためのセルフケア」をいくつかご紹介します。

⑴ お酒とカフェインをとり過ぎない

アルコールやカフェインは、血管の反応や自律神経に影響しやすく、頭痛のきっかけになることがあります。

  • 晩酌の量が多い方は、「週に何日かは休肝日を作る」「一日の杯数を決めておく」など、少しだけセーブしてみる。
  • コーヒー・エナジードリンク・緑茶などを一日に何杯も飲んでいる場合は、「午後はカフェインの少ない飲み物に変える」「合計◯杯までと目安を決める」。

など、急にゼロにするのではなく、少しずつ量とタイミングを整えていくことがおすすめです。

⑵ タバコはできるだけ控える

喫煙は血管の収縮や血流の悪化、自律神経の乱れにつながりやすく、頭痛だけでなく首こり・肩こりの原因にもなります。

すぐに禁煙が難しい場合でも、「本数を減らす」「起床直後や寝る前の一服を控える」など、吸うタイミングを見直すだけでも体への負担は変わってきます。

⑶ ジュースや甘いものを摂り過ぎない

ジュースやお菓子などの糖分の多いものを摂り過ぎると、血糖値の急な変動を招き、だるさや頭重感、イライラなどにつながることがあります。

  • 清涼飲料水をよく飲む方は、「水やお茶に置き換える回数を増やす」。
  • 甘いおやつは「毎日」ではなく、「週に数回」「量を半分にする」など、頻度や量を少しずつ調整してみる。

といった工夫だけでも、体の負担が減り、頭痛の起こり方が変わってくる方も少なくありません。

⑷ 姿勢と首・肩の負担を見直す

デスクワークやスマホ時間が長い方は、頭の重みを首や肩だけで支えてしまい、後頭神経痛やこめかみのズキズキを誘発しやすくなります。

  • 画面を目線の高さに近づけ、顔を前に突き出さないよう意識する。
  • 1時間に1回は立ち上がり、首や肩をゆっくり回したり、肩甲骨を動かすような軽い体操をする。
  • 枕の高さを見直し、朝起きたときに首や肩がパンパンに張っていないかチェックする。

といった「小さな習慣」の積み重ねが、頭痛の予防にもつながっていきます。

「頭痛が当たり前」になる前にご相談ください

頭痛が続くと、「またいつ痛くなるだろう」と不安になったり、「このくらいなら我慢すればいいか」と抱え込んでしまいがちです。

今回のご質問のように、「頭にたくさん鍼をしてもらえば良くなるのかな?」と感じておられる方ほど、痛みの強さや頻度でつらい思いをされていることが多いと感じます。

当院では、頭に限らず全身の状態を確認しながら、「なぜその頭痛が起こっているのか」「どうすれば頭痛になりにくい体に変えていけるのか」を一緒に整理し、無理のない範囲での生活の工夫も含めてサポートしていきます

「こんな頭痛でも相談していいのかな?」という段階で大丈夫ですので、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

肩のお悩みに関連するページのご案内

当院では部位ごとに症状別ページをまとめています。ぜひご覧になってみてください。

頭痛や後頭神経痛に対する施術方針はこちらのページが参考になります。

当院であなたのお悩みに対応可能どうかを5秒で調べることができる症状検索ページもご活用ください。


院長:鐵川

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