
院長:鐵川お気軽にご相談ください!
三叉神経痛で来院された女性(40代/主婦)の改善事例をご紹介します。


20代の頃に脳腫瘍を摘出後、左顔面に痛みや違和感が残存する。とくに日常生活で集中力を保つことが難しく、顔の痛みが生活の妨げとなっていた。
短時間のパート勤務で社会復帰を考えるなか、少しでも症状を和らげたいとの思いで当院を来院。
20代で脳腫瘍の大手術を受け、その後も顔の左側に痛みと違和感が残っていた。術後は子育てに追われ、自身の症状をゆっくりケアする時間が取れないまま過ごすことに。
顔の症状はとくに顎周囲の痛みが強く、また三叉神経痛に関連するのか腫瘍後遺症によるのか、目の乾燥感も続いている。加えて肩こりが若い頃から強く、常に首肩の張りを感じていた。
お子さんの成長により、小学生となって時間に余裕ができたことから、社会復帰を目指しパートの仕事を考えるようになる。そのためには顔の痛みを和らげ、少しでも快適に過ごしたいとの目的で当院にご来院されました。
初回検査結果は以下の通り
検査結果の分析により頸椎からの神経症状はなく、三叉神経痛及び慢性的な首肩こりと判断
神経痛と首肩こりの改善を目的とした頸部の柔軟性と、神経や気の流れの回復に重点を置いた。


まず局所の痛みを緩和するため顎に鍼通電を施行。
肩こり、顎に関連する経絡の合谷、曲池に置鍼、鍼通電は継続する。頸部のストレッチを行い、筋緊張の緩和を補助。
鍼をするとドライアイの調子が良くなるとの報告。気の流れを良くし、イライラの改善を目的に、太衝、曲泉に施灸。
施術後の顎の痛みを感じない時間が少しずつ伸びていると報告を受ける。セルフケアとして首肩の体操を指導。鍼とお灸は今後も継続。
今回使用した経穴(ツボ)一覧








上記の経穴以外に、三叉神経の支配領域の顎部分に鍼通電をしています。
脳腫瘍の大きな手術を受けられ、その後も続いている顎や顔の違和感に加え、長年の肩こりや首の張りも強く、たいへん難しい症例でした。特に顎まわりの痛みに対しては直接の鍼を行いましたが、それだけでなく、首や肩の強い凝りを和らげることが症状の軽減につながっていきました。
また、日常生活のなかでイライラや気持ちの張りを感じやすく、東洋医学的に「気」の流れが滞っている状態も見られました。そこで局所の治療と合わせて、全身の巡りを整えることを意識した施術を行いました。
最初は鍼をした直後に数時間だけ軽くなるという経過でしたが、徐々に顎の痛みを感じない日が延びていきました。長年続いてきた首肩の凝りが、実は術後の回復を妨げていた部分も大きかったのではないかと考えられました。
鍼灸を受けたあとは、ずっと悩まされていた顎の痛みが一時的にスッと消えるのを実感します。顎だけでなく肩こりも軽くなり、そのせいか視界が明るく広がったような感覚になれるので、うれしい変化です。
続けて通ううちに、以前はすぐ戻っていた痛みが、段々と出るまでの間隔が長くなってきていて、自分でも良くなっているのが分かります。痛みが和らぐことで前向きさが出てきて、短時間のパートからでも社会復帰を目指してみようという気持ちになれました。
また、治療のときに私生活のことも自然に話せて、気持ちを受け止めてもらえる安心感がありました。痛みが軽くなるだけでなく、心のストレスまで解消されるように感じ、毎回治療後は心身ともに軽やかになっています。
手術後から続く体調は、お子さんの子育てでご自身をいたわる時間も少なく、本当に大変な時期を過ごされてきたと感じます。
東洋医学的に神経症状がある顎だけでなく、回復の妨げになっているイライラの症状にアプローチさせていただきました。ただ痛みを和らげるだけでなく、気持ちの落ち着きも少しずつ取り戻していただけているように思います。
少しずつでも快適に過ごせる時間が増えていくことを、今後の生活や社会復帰の力につなげていただければ嬉しく思います。
三叉神経痛について解説しているこちらのページもお読みください。




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