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【回転性めまい】救急搬送されるほどのめまいが改善するまでの闘病記その3

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これまでの記事では、めまいが起こるまでの経緯や、その後に取り組んだ食生活の改善などをお伝えしてきました。今回はその最終回として、発症当初の不安な日々から、少しずつ回復していった過程を時系列で振り返ります。

同じように原因がはっきりしないめまいに悩んでいる方の参考や励みになれば幸いです。

目次

強いめまいから改善に至るまで

めまい体験談の最終話になります。こちらでは時系列で改善までにどんな経過を辿ったかを文章にしていきます。

めまい発症から今まで

2023年11月から2024年1月

  • 2023年11月救急搬送
  • 翌日、耳鼻科で検査も異常なし
  • 2023年12月再びめまい
  • 2024年1月漢方薬局へ相談

ここまでが前回までの振り返りとなります。

2024年2月 寒気が強く低気圧がやってきて…

真冬で一番寒さが厳しいこともあり、吹雪になるような低気圧がくるとめまいを発症。起床時や立ち仕事中にめまいを発症することが多いようでした。仕事も早退する日が多々ありました。

2024年3月 ちょっとずつ仕事中でのめまいが減ってきた

今まで夜に何度か目が覚めることがありましたが、最近は朝まで眠れるようになる。ずっと床に布団を敷いていましたが、マットレスを購入して底冷え防止したのが効果的だったよう。仕事も早退せずに最後まで勤務できる日が増えてきました。

2024年4月 気圧の変化に惑わされる日々

3月から雪解けが始まり、少し暖かくなってきたところでしたが、季節の変わり目に入り、また気圧が安定しない日が増えてめまいが多くなる。めまいは収まるのに最大で3時間かかる日も…。漢方薬を切り替えて様子を見ることに。

2024年5月 回転性からふわふわめまいに変化?

めまいが月に1、2回の頻度になり、発症してもふわふわしためまいで1時間程度で収まるようになる。バスや地下鉄に乗って出かける気力がでるようになる。

2024年6月 最近はなかった回転性めまいが起き…

最高気温が18℃から24℃に急激に上がった日があり、それが原因か3時間ほど回転性めまいを発症する。最近はふわふわしためまいが多かったが気圧の変化にまだ体が対応しきれていない模様。それでも、休みの日にウォーキングをしたりとできる範囲で全身運動をしてみる。

2024年7月 友人とドライブができるようになる!

最高気温が27℃前後の日が多く最高で34℃まで上がる日があったが、めまい発症はなし。天気の悪い日は、頭痛が気になるように…。それでも、友人に誘われて食事に行ったり、ドライブや会話を楽しめるようになってきた模様。

2024年8月 ストレスからかふらつくめまいが…

7月下旬に仕事でストレスを感じることがあり、それが原因か8月上旬は軽くふらつく程度のめまいを発症。8月下旬には台風が近づいたため、ふらつく程度のめまい有。どちらも回転性ではなかった。

2024年9月 ふらつく原因はカミナリ⁈

夕方にふらつきが出て、その日の夜にカミナリが発生。まだまだ天気に影響される状態。

2024年10月 また天気でめまいが誘発

二十日頃までは気温が20℃くらいの日が続いたが、下旬になり15℃前後の日が増えるようになる。気温が一段階下がったせいか、回転性のめまいを発症。初雪が降った日はめまいが起きないよう事前に首から耳回りを温めたりと準備をしていたためか、発症はなし。

2024年11月 いよいよ冬へ

曇りや雨、雪の日が多くなってくる。前日の最高気温が10℃から翌日3度まで下がる日があったがめまい発症はなし。8月から10月にかけてめまいが多かったのは仕事関係で覚えることが増えたり、動画やテレビドラマを見る時間が多かったりと、目を酷使する時間が長かった可能性もありました。

目や神経の使いすぎ、ストレス、寝不足、過労などは肝を消耗させることに繋がります。結果として自律神経の働きが乱れ、脳や内耳へ十分に血液が循環しなくなり、めまいを引き起こします。※誠心堂薬局HPより引用

2024年12月 寒波と年末の多忙でめまいが?

最高気温が氷点下の日が増えてくる。雪が降ったりやんだりする日や、雪から晴れに天気が変化したときにめまいが起きやすかった。この年の12月はとくに寒気が強く、年末で忙しさもあってのめまいだったのかもしれません。

2025年1月 雪が降らないお陰?

例年に比べて雪がかなり少なく、天気も安定していたため、めまいやふらつきはなし。年明けで仕事も落ち着いていた可能性も。

2025年2月 チョコが原因になることも⁉

バレンタインでチョコをもらう機会が多かったようで、職場の方からもらったチョコを食べてしばらくするとめまいを発症。チョコレートは血圧を下げる効果があるようで、元々血圧の低い母が食べるとめまいを発症するようでした。考えてみると過去にもチョコを食べて数十分経った後にめまいを起きていたことがあったようで、その後はチョコを口にすることを控えるように。

その後

2025年8月現在は、回転性のめまいが起きることはほぼなく、ふわふわしためまいが起きることもあまりありません。最近では、天気が悪い日でも何事もなく過ごせるようで自信をもって日常生活を送っているようです。

以前は人が多く集まりガヤガヤした場所は耳の聞こえの悪さもあってか、「めまいが起きるのでは」と不安になり行きたいと思えなかったようでしたが、友人に誘われて、念願のエスコンでファイターズ戦を観戦できるまでに回復しました。

家でできる体操はあまり膝を曲げ過ぎない軽いスクワットやなどを行い、天気のいい日は買い物ついでにウォーキングをするなど、特別気合の入れた運動はせずに、継続しやすい運動を心がけていました。

どんな漢方を飲んだ?

約1年間でどのような漢方薬を飲んだかを記しておきます。

2024年1月(初診)

  • 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
  • レバコール

体のバランスや血行不良、水分の滞りを改善し、冷えや貧血、めまいなどの症状をやわらげる目的で当帰芍薬散を、貧血改善目的でカツオ成分が由来のレバコールを処方していただきました。

2024年4月

  • プラセンタ
  • 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
  • レバコール

貧血改善のために一時的にプラセンタを処方。胃腸の働きを整えて体内の水分バランスを改善し、冷えを伴うめまいや頭痛、耳鳴りなどをやわらげる目的で、半夏白朮天麻湯を処方していただきました。

2024年8月

  • 若甦(じゃっこう)
  • 半夏白朮天麻湯
  • レバコール

胃腸の弱さを補う目的で若甦を処方。めまいが回転性からふわふわしためまいに少しずつ改善したことから、漢方は引き続き半夏白朮天麻湯を飲みました。

2024年10月

  • 若甦
  • 滋腎通耳湯(じじんつうじとう)
  • レバコールは液体から錠剤へ切り替え

めまいの発症がほとんどなくなったことから、半夏白朮天麻湯から滋腎通耳湯に切り替え。年齢的にも「腎」を補う漢方で今後も体調の変化に気を付けることにしました。今現在もこの処方をしていただき漢方を継続しています。

もちろん、漢方さえ飲んでいれば良くなるというわけでなく、食事の見直しや適度な運動もめまいの改善には重要になります。

最後に

今回は改めて、食生活の大切さに気付いた出来事でした。最近では、めまいに効果のあるツボなど簡単に一般の方でも検索できるようになりました。ですが、元々の体の体質や生活習慣を改善しない限り、めまいに効くツボに鍼灸をしても、全く効果を出せないことを痛感しました

もし、薬を飲んでもなかなかめまいが良くならない、鍼灸や整体に通っても思うように改善しない、病院で自律神経の乱れやストレスが原因だと言われて戸惑っている方がいらしたら、このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。

私の母の経験を通じて、検査で異常なしと言われても、必ず原因は見つかることを実感しました。このブログを通して少しでも改善のヒントや希望を見つけていただけたらと思います。焦らず、少しずつ前進していきましょう。

めまいでお悩みなら

めまいに対する治療方針やよくあるご質問をまとめた肩こりの症状ページもお読みください。

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院長:鐵川

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